オフィス閉鎖

彼氏のゲーム制作会社の不遇が続き、資金繰りが苦しくなって家賃が払えなくなってしまったため、オフィスを引き払うことになりました。

パブリッシャー用の営業企画書やデモなどは出来上がっているので、これからは社長が自宅から営業をかけていくということです。オフィスの荷物(机やコンピュータなど)は、とりあえず社長と副社長の家の倉庫に保管し、パブリッシャーからゲーム制作のプロジェクトが契約できたら、再度新しいオフィスを借りて会社を再開させるということです。

今日は朝から、社員全員&その家族も動員して、引越し作業(荷造り、運び出し、掃除)をしました。

夜になり、空になったオフィスと見たら、なんだかもの悲しい気分になりました。最初の仕事が取れ、みんなで祝杯を挙げた時のことが、まるで幻のよう。2年半でこんなことになるとは。

彼氏はこれまで、他社への転職活動を制限されていたのですが、オフィス閉鎖によって、社長より「転職活動OK」をもらうことができました。

Whatever has happened, we must move on.

夜、くたくたになって家に帰った後、彼氏と今後のことについて話し合いました。

彼氏が少し落胆してしまい、その気持ちはまあ分かるけど、でもこれで自由になれたのだし、閉鎖前に永住権が取れたのでまだよかった、と私は思っています。現状は決して楽観できるものではないけれど、ビザの制限も、転職の制限も無くなった今、未来は自分たち次第でどうにでもすることができるのだから、今後は、誰かに何かを期待するのを止め、「自分が行ったことのみ、何かを得ることができる」という意気込みで、もっとアグレッシブに頑張っていこう、ということになりました。

No pain, no gain.
いつか、今日のことをプラスに捉えることができる日が来ますように。



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