同胞魂

彼氏の友達が、台湾からバンクーバーにやってきました。
3年前の冬にもバンク-バーに遊びに来た友達です。

当時、彼には中国人の彼女がいたのですが、その彼女とは別れ、今はシングルらしいです。毎日、仕事仕事の生活で、彼女を作っている余裕がないのだそう。

その彼と、彼のいとこ(17歳♀)と、彼氏と私ともう一人友達を呼んで、食べ放題レストランのしゃぶせん(Granville)でご飯を食べました。

その時、いとこ(17歳♀)が食べ切れるかどうかを考えず、食べたいものを大量にオーダーしてしまい(写真参照)、レストランに3時間滞在して頑張ったものの、とうとう食べ切ることができませんでした。

食べ放題では食べきれない分、チャージされます。席を立つ時、店員さんを呼び、恐る恐る「すみません、オーダーし過ぎて、食べ切れませんでした」と言ったら、「君ら、台湾人だよね?この店のオーナーも台湾人だよ。だから、追加チャージは勘弁してあげる。でも次回は注文し過ぎないでね。店の損になるから」と言われました。

ああ、助かった。

バンクーバーみたいな、いろいろな国から人が来てる街では、こういう“同胞同士の助け合い”というのをよく見ます。でも、悲しいことに、日本人同士の助け合いはあまり見ません。NYでは、日本人が日本人を騙すということもありました(日本人は被害に遭っても黙っているから、騙しやすいというのを狙ってのことでした。10年前の話ですが)。

なんとなく、物事をスマートに済ませたい、ガッチリ団結はみっともないという感覚を持つ日本人の国民性のせいかもしれないけど、ちょっと寂しい気がします。特に、中華系の団結魂を見た後は。


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